2012年09月18日
明日で最後の日常か。
ライフラインが止まり、通信が止まり、冷蔵庫が空になったそのとき、私は旅立ちます。
行き先は書置きにも遺していません。
自分でも行った事のない予想もつかない地だし、過去を遡っても誰一人その地の話をしていないので見つけることは不可能だろう。
もっとも見つかったときは死体である。
鞄の中の食料は5日分。
どこまで行くことができるかわからないが天気に恵まれることを願う。
しかし。
本当に良くここまで生きてきたな。
自分はまさに八日目の蝉だった。
ロスタイムの人生だった。
最後は自分の好きな物に囲まれ、自由に生きられたことは感謝せねばなるまい。
自殺関係のサイトでは私のように苦しんでいる人がまだまだいる。
死ねずに苦しんでいる人の悲鳴が聞こえる。
楽になろうよ。
自殺は善でも悪でもなければ、賛成されることでも反対されることでもない。
誰にも咎められない自分ひとりで決めるべき選択肢だ。
近くも遠くもない将来、命を絶ちたい人が自由に死ねる安楽死制度が認められることを願って。
(21:30)